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手工岩茶 慧苑坑 花香老叢水仙 2024

10138.02

名称 慧苑坑 花香老叢水仙
産地 中国・福建省武夷山慧苑坑
種類 青茶・烏龍茶(半発酵茶)
等級 特級
茶水の色 茶水の色:オレンジ色
このお茶に適した茶器 ティーポット・茶壷・蓋碗
標準的な湯温 100℃

武夷山の慧苑坑にある樹齢150年以上の祝仙の茶樹から摘み取った茶葉で作られた老叢水仙です。本物の老叢水仙だけがもつ力強さと優しさ、深み、甘味を十分にお楽しみいただける上質な岩茶です。惚れ惚れとするような美しい茶葉、底が知れない滋味、甘味と最高品質の老叢水仙です。

岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶。武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。
標高の高い厳しい岩山の隙間で育つ正岩茶は収穫量が少なく、平地のように畑を切り開く訳にもいかないため増産もできません。希少茶です。今でこそ普通に見かけることの多い岩茶ですが、実はその殆どは正岩茶ではありません。

現在流通する老丛水仙(老叢水仙)には2つのパターンがあります。本来、老叢水仙は武夷山の近く、曜変天目茶碗の産地ではないかということで知られる水吉鎮で発見、武夷山に持ち込まれました。かつては祝仙と呼ばれた品種で、「祝」と「水」の発音が同じであることから現在は老叢水仙と呼ばれるようになりました。もう1つのパターンは武夷水仙の茶樹が50年以上経過したものを老叢水仙と呼びます。流通している多くの老叢水仙は後者か、今となってはどちらか分からないというものです。
この老叢水仙はかつて祝仙と呼ばれたものとされています。かつて水吉鎮に住んでいた作り手の一族が武夷山に移住した際に一緒に持ち込んだと伝えられ、何代も大事に育てられた老叢水仙から作られています。

花香と名付けられただけあって見事な甘い花香です。キャラメルのような甘い香りとあわさり、落ち着いた品のある高い香りです。味わいは流石と唸ってしまうほどに老叢の持つ旨味、ミネラル感、滋味あふれるスープのような味わいの深みと果汁のような爽やかさと、実に複雑で奥深く、優しく、身体に沁み入る岩茶です。余韻も長く、身体の中から香りや味わいが戻って来る感覚が長く続きます。上質な岩茶らしく、舌の先で味わうのではなく、喉で、身体でじっくりと味わうことのできる老叢水仙です。

お客様のご希望で日本へ入荷した客注品の調整分です。そのため、日本国内の在庫は少なめとなります。

2024年春茶(最終焙煎2024年10月)

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注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
o10138.02-25 25gパック ¥10,850

( 税込¥11,718 )


売り切れ 売り切れ
o10138.02-50 50gパック ¥20,320

( 税込¥21,946 )


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