慧苑坑 花香水仙 2022

10108.11

名称 慧苑坑 花香水仙
産地 中国・福建省武夷山慧苑坑
種類 青茶・烏龍茶(半発酵茶)
等級 特級
茶水の色 茶水の色:オレンジ色
このお茶に適した茶器 ティーポット・茶壷・蓋碗
標準的な湯温 95~100℃

水仙は岩茶の中でも多く生産されている品種です。岩茶の基本品種と言えます。茶業や茶商の中にはその年の水仙の出来を見て、その年の品質を計る人も少なくありません。水仙は店主も気に入っている岩茶の1つですが、基本の品種ともなるだけになかなか選びきれず、気がつけば10年以上ご紹介してきませんでした。今年はその水仙をご紹介いたします。

岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶(現在は標高に関わらず自然保護地区内で栽培されたものは全て正岩茶としていることが殆どのようですが当店では昔と同様の区分けを行い、標高の低い地域の「正岩茶」は取り扱いません)、武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。不思議なようですが同じ武夷肉桂でも正岩茶と半岩茶、州茶では全く味も香りも異なります。
標高の高い厳しい岩山の隙間で育つ正岩茶は収穫量が少なく、平地のように畑を切り開く訳にもいかないため増産もできませんが、現在日本には肉桂をはじめ、沢山の岩茶が輸入されています。当然、中国国内での流通量はもっと多く存在していますが、正岩地区で採れるお茶がそんなに多くないのは容易に分かります。

一口に水仙と言っても品質の差が大きく、同じ正岩地区で作られた水仙でも特別に美味しく、香り高いものもあれば、その逆もたくさん流通しています。この水仙は正岩地区の中でも上質な岩茶が作られることで知られる慧苑坑茶区で作られています。慧苑坑茶区で作られた水仙の中でも今年のこの水仙はその香りが素晴らしく、特別に花香水仙と命名されました。

ティーポットで、中国式であれば茶壷や蓋碗で淹れてみてください。
茶水がとろっとしているのが印象的で、その茶質を十分に含んだ柔らかさが実感できます。清らかな甘い花の香りを感じていただけます。
火入れは中程度で、爽やかな甘さと蜜蝋、微かな火の酸味、しっかりとしたミネラル感が非常にバランスよくまとまっています。煎を進めると軽やかな柑橘系の果物のような甘い香りへ変化し、さらに華やかな味わいへと変化していきます。
十分に楽しんだ後は茶殻も鑑賞してみてください。中国茶では茶殻の形も楽しみます。

高い技術を持つ作り手による機械を使わずに丁寧に製茶された「手工」のお茶です。お手元にあっても少しずつ後熟成していきます。時間の経過による味わいや香りの変化を楽しむこともできる上質な岩茶です。

2022年春茶

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注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
o10108_11-30 30gパック ¥6,600

( 税込¥7,128 )


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o10108_11-50 50gパック ¥10,560

( 税込¥11,405 )


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