九龍巣 老肉桂 2015

10102.07

名称 岩茶 九龙窠(九龍巣)老肉桂
産地 中国・福建省武夷山九龙窠
種類 青茶・烏龍茶(半発酵茶)
等級
茶水の色 茶水の色:褐色
このお茶に適した茶器 茶壷・蓋碗・ティーポット
標準的な湯温 95~100℃

武夷肉桂は岩茶の中でも最も多く生産されている品種です。多く生産されているとはいえ、数々の賞を受賞し、国家級銘茶にも指定されています。実際、武夷岩茶の中でも最も人気が高い品種です。
肉桂というのは中国語でシナモンを意味しますが、お茶の肉桂ではその意味ではなく金木犀です。花の様な香りを持つ、甘い深みのあるお茶です。

岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶(現在は標高に関わらず自然保護地区内で栽培されたものは全て正岩茶としていることが殆どのようですが当店では昔と同様の区分けを行い、標高の低い地域の「正岩茶」は取り扱いません)、武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。不思議なようですが同じ武夷肉桂でも正岩茶と半岩茶、州茶では全く味も香りも異なります。
標高の高い厳しい岩山の隙間で育つ正岩茶は収穫量が少なく、平地のように畑を切り開く訳にもいかないため増産もできませんが、現在日本には肉桂をはじめ、沢山の岩茶が輸入されています。当然、中国国内での流通量はもっと多く存在していますが、正岩地区で採れるお茶がそんなに多くないのは容易に分かります。

この武夷肉桂はその希少な正岩茶の中でも九龙窠(九龍巣)、武夷岩茶の正岩茶区でも中心になる岩(峰)の名前がつけられています。九龙窠(九龍巣)とは大紅袍母樹のある大変に素晴らしい岩茶が産出されることで知られる場所で、ワインで言うところのグランクリュ畑の1つに挙げられます。その正岩茶区の中心となる地域で作られた素晴らしい岩韻を持つ肉桂です。

しっとりと細やかな艶が全体にあり、茶葉が光って見えます。焙煎の程度は中程度で、乾燥茶葉の状態で爽やかで落ち着いた花の香りを感じることができます。
とても美味しい岩茶ですので是非中国式で淹れることをおすすめします。岩茶用に良く鍛えた茶壷をお持ちの場合はそれで、あるいは蓋碗で淹れてみてください。透明感のある褐色のお茶は見事な花香があります。
味わいは質の良い岩茶特有の蜜蝋のような深みと柔らかな酸味、ふくよかなミネラル感と深い甘味のバランスが非常に良く、飲み終えた後の余韻、回甘が素晴らしい岩茶です。

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注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
10102.07-30 30gパック ¥6,300

( 税込¥6,804 )


売り切れ 売り切れ
10102.07-50 50gパック ¥10,000

( 税込¥10,800 )


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