佛手柑と呼ばれる仏様の手のような形をした果物に、その葉の形状が似ていることから佛手という名がつけられた岩茶です。武夷山の樟堂涧一带が原産とされ、生産量の少ない岩茶の1つです。 岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶。武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。 この佛手はその正岩地区の中でも非常に美味しい上質なお茶が採れることで知られる九龍窠(九龙窠)で大切に育てられた茶葉から熟練した作り手によって作られました。 名付けの元となった佛手柑を連想させる爽やかな柑橘香と香ばしさのある焙煎香が非常に良く出ています。九龍窠の土質の良さを実感させる深みのある複雑なミネラル感、旨味、爽やかな甘味がこれ以上ないほどの良いバランスを持って楽しむことのできるお茶です。5年間の後熟成を経て、更に深みと奥ゆきさを増しています。 30g包装 関連ブログ: 販売価格(税別)
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