老茶 流香? 悦明香 2012

10117.02

名称 流香涧 悦明香
産地 中国・福建省武夷山流香涧
種類 青茶・烏龍茶(半発酵茶)
等級 特級
茶水の色 茶水の色:黄金色
このお茶に適した茶器 ティーポット・茶壷・蓋碗
標準的な湯温 95~100℃

十大岩茶に挙げられる品種の1つである悦明香です。
香り高さはもちろん、甘く深みのあるバランスの良い岩茶に仕上がっています。

岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶。武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。
標高の高い厳しい岩山の隙間で育つ正岩茶は収穫量が少なく、平地のように畑を切り開く訳にもいかないため増産もできません。希少茶です。今でこそ普通に見かけることの多い岩茶ですが、実はその殆どは正岩茶ではありません。

この悦明香は南国の果物を連想させるフレッシュな香りと火の香ばしさが合わさり、非常に素晴らしい香りを持っています。またこの悦明香の特徴とも言える深みのある甘さは正岩茶の持つミネラル感と合わさり、非常に複雑で奥深い味に仕上がっています。

大きさの揃った茶葉は細やかな艶をしっとりとたたえています。焙煎の程度は中程度です。
ティーポットで、中国式であれば茶壷や蓋碗で淹れてみてください。透明感のある黄金色のお茶は煎を進めるほどに甘さと旨味を増していきます。

煎持ちは非常に良く、上手く淹れれば10煎以上楽しむことができます。緑茶と違い、「宵越しのお茶」もできます。十分にお湯を切って涼しい場所で茶壷ごと保存すれば、翌日もその続きを楽しめます。次の日に再度お茶を淹れる際には熱湯で軽く1回洗茶してからお楽しみください。時間が経過しすぎて、室温が高すぎたなどの理由で茶葉が変質してしまった場合は飲用を中止してください。

十分に楽しんだ後は茶殻も鑑賞してみてください。中国茶では茶殻の形も楽しみます。
深い緑と艶の美しい茶殻です。葉があまり砕けていないため、元の鮮葉の状態が分かるようです。柔らかくふっくらした茶殻はミネラルや旨みを十分含んでいたことが分かります。

非常に上質な悦明香です。2012年に摘み取り、製茶されてから、現地、製茶場でゆっくりと、時折火入れを行いながら、大切に熟成させています。

※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。

※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。

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注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
10117.02-20 20gパック
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缶入り装丁(中・大)
¥3,000

( 税込¥3,240 )


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10117.02-30 30gパック
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缶入り装丁(中・大)
¥4,450

( 税込¥4,806 )


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