武夷山の慧苑坑にある樹齢推定100年以上の祝仙の茶樹から摘み取った茶葉で作られた老枞水仙(老欉水仙)です。本物の老欉水仙だけがもつ力強さと優しさ、深み、甘味を十分にお楽しみいただける上質な岩茶です。現地で味わった店主がその美味しさに驚いたほどに素晴らしい老欉水仙に仕上がっています。 岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶。武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。 現在流通する老枞水仙(老欉水仙)には2つのパターンがあります。本来、老欉水仙は武夷山の近く、曜変天目茶碗の産地ではないかということで知られる水吉鎮で発見、武夷山に持ち込まれました。かつては祝仙と呼ばれた品種で、「祝」と「水」の発音が同じであることから現在は老欉水仙と呼ばれるようになりました。もう1つのパターンは武夷水仙の茶樹が50年以上経過したものを老欉水仙と呼びます。流通している多くの老欉水仙は後者か、今となってはどちらか分からないというものです。 清らかで深く、複雑なミネラル、旨味を感じさせる老叢水仙です。華やかな印象を持ちながら奥行きの深い味わいで、体に沁み入るような美味しさを持つ岩茶に仕上がっています。老欉水仙らしさと老茶の美味しさを合わせた稀有な岩茶です。 大きさの揃った茶葉は細やかな艶をしっとりとたたえています。 2017年春茶 30g包装(最終焙煎2020年10月) 関連ブログ: 販売価格(税別)
¥3,500
( 税込¥3,780 ) 在庫状態 : 売り切れ
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