新茶・新商品入荷しました。
3月の中国出張では発送業務をお休みさせていただき、みなさまにはご不便、ご迷惑をおかけしました。
今回の中国出張ではお世話になっているメーカーさんのご厚意もあり、少し足を延ばして四川省雅安、蒙頂山とその周辺にも行ってきました。ちょうど現地では茶摘みが始まったところで、茶畑での茶摘みから製茶まで見せていただき、できたての新茶を持ち帰ってきました。
日本では意外とあまり見かけない中国・四川省の蒙頂甘露、蒙頂石花というお茶です。
とても有名なお茶の産地の銘茶ですが、実は中国でもあまり見かけることがありません。福建省などのお茶の産地に比べると農家や茶廠が小さく、小規模なためか蒙頂茶はその名前の割に中国国内でも流通が少なく、四川省以外の都市ではあまり見かけません。質の良いものとなると更に難しく、日本へもあまり輸入されることがありません。
3月20日に茶摘み、製茶された蒙頂甘露です。
花の香りと丸く甘い芳醇な味を持つ金色のお茶です。
茶農家さんが全て手作りで製茶した蒙頂甘露も入荷しています。
全て手作りのため生産量が少なく、こちらは在庫のみで終了となります。
日本ではあまり知られていませんが
中国最古の銘茶である蒙頂石花も入荷しております。
本当にできたての新茶のため、落ち着いてきたとはいえ、まだ火の香りが強く感じられます。これから1ヶ月ほどかけて徐々に風味や味が変化していきます。今も感じることができる花の香りはもっともっと強くなり、味も甘みが深く丸く変化します。そういった変化を楽しめるのもこの時期だけの特典です。
どうぞこの機会に上質な蒙頂茶を味わってみてください。
茶摘みや製茶の様子は近日中にブログでご紹介させていただく予定です。
密かに売り切れてしまっていた普洱茶に新アイテムが入荷しました。
お値段が高額のため売れないだろうな・・・でも売れなくても良いかな?(美味しいので自分用にしたいと思っていました;)なんて密かに思っていた勐海生餅でしたが、おかげ様で完売いたしました。この勐海生餅とは別ロットを今回の中国出張で確保することができました。
完売してしまった勐海生餅は2010年のファーストロットでしたが、今回入荷の餅茶はセカンドロットになります。
この勐海生餅はある人の特別オーダー品で茶樹はもちろん、摘み取られた鮮葉から指定されて作られるため、一般流通品のように大量生産することができません。そのため、このセカンドロットまでの製造になります。お値段もその分お求めやすくなっております。
勐海生餅と同様に一生もののプーアル茶としてもおすすめできるのが、雲南曼崗茶業の2006年七子餅茶です。
標高2200mにある原生林の野生茶樹から取れた萌葉を使用した特別な餅茶で、伝統的な手作業の製法を頑なに守って作っている貴重なプーアル茶です。
プーアル茶でありながら清らかな蘭の香りを持ち、回甘と芳醇なうま味あふれるお茶に熟成されています。これほど素晴らしいプーアル茶にはなかなか出会うことはできません。今はもちろん、10年20年と楽しんでいただけるプーアル茶です。
珍しく一生もののプーアル茶のご紹介が続きましたが、普段使いのプーアル茶も入荷しております。
熟茶には定評のある勐海茶厂(モウ海茶廠)・大益のプーアル散茶です。
大益には珍しく固形茶ではなく気軽に飲みやすい散茶の形状になっています。
このプーアル散茶は驚くことに果物のような味と香りを持っています。その上、普段使いにできる手ごろなお値段です。
プーアル茶や蔵茶などの固形茶を崩すとき、みなさんはどうされていますか?
菓子箱の蓋などを再利用して使っても良いのですが、こんな専用の茶盆もあります。
元々は個人で愛用していたのですが、使っているのを見た方から欲しいとのご要望をいただき、今回いくつか入荷することになりました。
1つ持っているとなかなか便利な茶盆です。
ご好評のマルチティーサーバーも新アイテムが増えています。
鈴茶堂のお茶をお楽しみいただけるBar Argyllさんで実際に使用しているマルチティーサーバーがWebショップでもお買い求めいただけるようになりました。
1〜3人でお使いいただけるサイズです。
同じくイタリアンレストラン、La Beltaさんで長年ご使用いただいている
マルチティーサーバーも入荷しました。
こちらは少し大きめのサイズで3〜4人でお使いいただけるサイズです。
他にも茶水の色が確認しやすいガラスの飲杯も入荷しております。
今回の中国出張では沢山の方のご厚意で色々な発見をすることができました。
天候に恵まれて四川では新茶の製造に立ち会えたり、地元にしか流通していないような珍しい紅茶に出会えたり、外国人にはなかなか訪問させていただけない中国蔵茶の工場訪問も実現させていただきました。
また、とても珍しい烏龍茶を作る茶農家さんとも出会うことができ、お茶のコンディションと相談しながらになりますが、近日中にご紹介させていただく予定です。
どうぞお楽しみに。
prev 発送業務お休みのお知らせ | 北京・お茶の旅 next |